High on Life

NO BIKE NO LIFE

何故ここまでドMになれるのかと不思議で気持ち悪い

VIVAREN BIWAICHI 2017 261.05km 30.9kph
https://connect.garmin.com/modern/activity/1705855909



スイッチオンからオフまで約12時間、内走行時間約8時間27分のビワイチデータを少々備忘のために。



GARMIN EDGE 520J
GLONASS オフでGPSのみ、バックライト50%、Bluetoothオフ。これくらいの設定で帰宅時バッテリー残量25%。



タイヤの空気圧
bontrager R4 tubular
前7.2気圧→6気圧 / 後7.5気圧→6気圧



GARMINの傾向と対策はこれでオッケー。タイヤの空気圧は予想以上の減りだった。tubularで7気圧以上入れると身体が辛いのであまり上げたくないが、これくらい減るのならロングの時はある程度の我慢が必要。


山城大橋コンビニをスタート

それにしても辛かった、今年のビワイチ。毎週のように家の家具整理をしていて腰を痛めていたところに、よせばいいのにサドルを2ミリ上げて慣れないポジションで行ってしまった。家から集合場所までは何ともなかったのに、山城大橋をスタートした途端に下半身全体に違和感。高い・・・。明らかにポジションが高くて上手く入力できない。それでも止まるわけにもいかずそのまま無理して猿丸、大石、瀬田経由で琵琶湖大橋まで。しかもT木さん、トドさん、なさんと4人の高速ローテで無理に無理を重ねて下半身崩壊寸前。


コンビニでサドル2ミリ下げるも時すでに遅し。一度崩壊した下半身が元に戻るわけもなく、右腰の激痛から右脚の回転がままならない状態で、M井さんを含めた高速ローテに耐え続ける。人間腰を痛めると本当に使い物にならないことを実感。長浜休憩後も回復することなく、木之本の登りをこなし塩津あじかまの里へ転がり込む。腰が痛くても昼食は美味しくいただきたいので、鯖寿司定食を注文。身の厚い鯖は柔らかくほんのり甘く美味。塩の効いた蕎麦の出汁も塩分補給に最高。
ビワイチ人気は相当なもの。あじかまの里もそこかしこにバイクが立ち並ぶ。


ここから登りの末のトンネル2連チャン。海津大崎土砂崩れで仕方なく奥琵琶湖トンネルに向かうが、この登りが長くてきつい。腰が痛くて回転させられないため全くスピードが出ない。トンネルも長く危険だが、幸いに大型通過のないタイミングで助かった。もうこの辺りで上半身まで力が入らなくなってきた。


高島に降り湖岸道路を行くが、これがまた路面が荒れて体を痛めつける。腕、首も崩壊の兆し。海津大崎を通らなかったため近江今津まで距離が近く、休憩地点を変更して白髭神社過ぎのコンビニまで一気に。帰宅後STRAVAを見ると、荑田の唐橋から白髭神社辺りまでPRが出たセグメントがいくつもある。こんな体でいかに高速で走ってきたかが分かる。脚の揃ったメンツでのローテーションは凄い結果を残す。また、ええもんだ弟号SLR+AEOLUS3の威力も大変なものだ。兄号ALRで来てたら長浜辺りで電車に乗ってたかもしれない。再スタート後、北小松から和邇へのアップダウンを耐えながら、こんなに体ボロボロになっても前を追い、走り続ける俺って一体何者?と、悲鳴を上げる体とは裏腹に、頭の中は愉快な妄想で一杯。


琵琶湖大橋米プラザで休憩。

甘いバニラソフトで焼け付いた胃の中を冷やし、メンチカツで力を蓄えるも、橋を渡ってからの南下が猛烈な向かい風。5人でローテするが30キロ台に乗らない苦しい苦しい帰路。首、腕、腰、脇、脚、全てが崩壊した状態で、変態的根性のみで走り続ける。瀬田川沿いまで戻ると若干風が止みローテの速度が上がる。それはそれで苦しいのだ。痛さに耐えることが今日の試練であり楽しみであると、割り切り過ぎた頭で絶対離れないぞと踏み続ける。


最後の休憩地点大石コンビニで流れ解散。猿丸を登る力は当然残っておらず、取り残され、うなだれて郷ノ口へ下る。青谷から旧GOURENコースに入ると、先を行っていたなさんと合流でき、途中まで付き位置させてもらい距離を稼ぐが、ワンボックスにロックオンしたなさんが遠く離れていき、一人棚倉から開橋を経て精華町へ帰還。役場から家までは登りの連続。ダンシングするとまだ少し力が入れ易くなるので、平坦でも時折ダンシングを入れて誤魔化し誤魔化し家まで辿り着いた。


ゲロゲロのクタクタ。ヘロヘロのバキバキでも冒頭のデータ確認と往きの山城大橋コンビニで目算で下げたサドル高の確認をこなし、入浴。夕食は念願のすき焼き。ビワイチから帰って来て肉を食わしてもらったのは実は初めて。美味かった。ロング缶2本も飲み干し、食後ソファでいつの間にか寝入ってしまった。23時過ぎ布団に入って就寝。地獄の1日が終わった。
このバイクよく走るなぁ本当。


満足に走れない体の状態、海津大崎崩落による奥琵琶湖トンネルの登り、帰路の向かい風など、今回は悪条件が重なった。それでもアヴェ30.9kphで帰ってこれたことは正直驚きだ。皆さんの力が凄かったということ。
本当に強い変態おじさん達。
こんな仲間に囲まれていたら、いつまで経っても自転車はやめられそうにない。


参加の皆様本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。