High on Life

NO BIKE NO LIFE

2頭仕立てで温泉ライダー ヒルクライム&4時間エンデューロ・ソロ

やっぱり楽しい温泉ライダー。

でも楽しいだけではなく、レヴェルが恐ろしく上がっている。私の場合、ヒルクライムエンデューロも自己記録短縮したにも関わらず順位は倍以上落ちた。北陸の皆さんのバイク熱が異常に盛り上がっているところに、関西他いろんなところから猛者がどんどん集まる超ド級のレースとなってきた。

先ずはヒルクライム。EMONDA SLRなき後ヒルクラに興味が行かなくなりつつあるも、このイヴェントは別。EMONDA ALR+PARADIGM ELITE=推定7.2kgでいく。今年はマトリックスの面々が各クラスを高速で先導。50歳代の我がDクラスも向川選手が前半緩斜面を40kphで弾きまくる。一昨年のイメージでスタートした私は大慌て!アップもろくにしていないのにとんでもない速度で進んでいく。6キロまでは、そうだなぁ・・・和束から湯船へ登っていく感じ。一列棒状で20人くらいか、えげつない速度だけど、前を観ると向川選手の番手にヴェンジK合先生がぴたりとつけている。めっちゃ調子良さそう。

”あなたはレースなんか出てはいけません!”って言われるくらいデブな私。でも、6キロで劇坂区間に突入するまでは集団走行したいと思っていたので、消耗するのは承知で強引にパワーで押していく。案の定ゲキサカ区間突入と同時に撃沈。緩斜面区間私の直ぐ後ろにいたと思われる兄弟U田さんにも付いて行けずズルズルと後退。予定通りなので気落ちはしない(笑い泣き)。

あとはひたすらゴール目指してインナー×ローをクルクルクルクル。ゴール前勾配が緩んだところからスパートして同色ゼッケンを1人抜いてゴール。15位/40人。タイムは一昨年の6位より10秒ほど短縮。順位は倍以上後退したが別に悲しくもない。本当に楽しいヒルクライム

connect.garmin.com

県民の森でふるまいをいただいて下山。

f:id:cerveler_y2:20190601114529j:plain

美しい山中を下山

会場でコロッケなど頂きほっこりして撤収。楽しかった。前半緩斜面はパワーで強引に乗り切ったが、ゲキサカ区間は体重なりの落ち込み。改めてデブはダメだと思い知りました。 

 

アローレに戻って温泉、ビール、日本酒。E下さんF本くん合流して加賀の月で乾杯!

夕食はもちろん和食予約。2年ぶりの顔ぶれで、飲み比べセットでほろ酔いで楽しい時間を過ごした。H瀬選手も同時にお試しセットやてたらしい。これだからやめられない!

朝、5時自然起床。コーヒー飲んだり饅頭食ったりしてゆるりと過ごして、プチ加圧体操で体をほぐして温泉へ。一汗流して朝食。ご飯大盛りにして、梅干し、冷奴で半分いただき、残りはTKGでがっつり流し込む。これで長距離分の糖質補給。あとは前半用にパン3個食して万全を期す。

connect.garmin.com

f:id:cerveler_y2:20190602085407j:plain

MADONE先輩実践初投入

試走時間を終え、K合先生、K見さんなどの北陸精鋭の面々と共にスタートを待つ。少し前に企業優勝を目指すH瀬選手、そしてヒルクラCクラス優勝のO西選手が後方に。おめでとう!と声掛けて、さぁーアヴェ36キロを目指し、危険回避で突っ込まないよう申し合わせてスタート。

ローリング解除で2周目から36キロ36周回を目指してグループ走開始。しかし・・・・・・・・・・、キツイ。K合先生とK見さんのペースが速い。36周回目標なのでペース配分の意味は分かっているのだが、過去に32周回が最高の私には(特に今年デブの私には)かなり辛い状況になってきた。

それでもMADONE先輩のお陰で何とか16周目までAve6分台のグループ走に耐えたが、何となくごちゃごちゃした集団に包まれた時に、K合先生とK見さんを逃してしまって万事休す。残りの後半半分は単独走と集団走行を繰り返しながら、気持ちを切らさず34周回走り切ってゴール。

33.88km/h 34周回。

切れてから、最悪34周回じゃ!と思いながら走ったので、3時間57分で最終コーナーを曲がってからは結構もがいた(苦笑)。結果、一昨年の自己記録を2km/h 2周回更新して満足。しかも今年はデブ!前半の貯金が効いた。あまり先頭交代できずK合先生、K見さんには申し訳なかった。O川さんは残念ながら1時間過ぎチェーン落ちして遅れられた。千切れた後はMADONE 9 の鍛治さん(一昨年ヒルクラ4位、今年ヒルクラ3位)に助けられたり、いろんな人のお尻を借りて走り続けた。上体が辛くて、2時間過ぎた頃からいつ止めようかいつ止めようかと思いながら走っていたけど、MADONE先輩何とか走り続けさせてくれた。ISO SPEED万歳!!!

f:id:cerveler_y2:20190603205441j:plain

デブ逝く!

H瀬選手撮影のデブ。バイクがかわいそうじゃ!

辛かったけど、本当に今年も楽しいイヴェントだった。楽しくてかつレヴェル異常に高くて、複雑な思いもあるけど、それだからこそこのイヴェントが愛されるわけでもあり、また来年もあるよねきっと、と思わせてくれる暖かさが印象に残った。ふるまいの鴨出汁うどん、塩胡瓜いただきながら来年も参戦するぜっ!と心に誓うデブ太郎なのでありました。

f:id:cerveler_y2:20190602142657j:plain

M藤さんが応援に来てくれた

最後の1時間程、心臓破りの劇坂頂上付近で応援てくれた。懐かしねぇ。来年は一緒に走れるといいね。

 

f:id:cerveler_y2:20190602144337j:plain

チヘドレーシングも!

小松のE下さんにF本君。彼らもこのイヴェントが好きなんだなぁ。他のチヘド諸君もきっと気に入ると思うんだな、温泉ライダーは。

 

H瀬選手率いるSHI〇〇チームは何と企業別カテ優勝!おめでと〜!みんな楽しめて本当に良かった。

年々レヴェルが上がる温泉ライダー。初期の頃なら今年の私のアヴェでも入賞可能だったが、今は元プロでも表彰台に登れない恐ろしさ。大袈裟でなく、恐らくエンデューロ系イヴェントでは日本一を争うレヴェルになったと思われる。コースの性格から言って、今年の優勝アヴェレージ39.9km/hは信じ難い。直角コーナー3ヶ所、中でも2車線道路から狭い農道への直角侵入で毎回減速、そしてその後に激坂、激坂登り切ると強烈な海風あり・・・。自分自身は総合的に振り返って、デブな割には頑張ったかな、と言える結果が得られた。周りのレヴェルが上がり過ぎてどんどん順位を落としていくけど、自分自身が更新し続けられていることを素直に喜べばそれでいいと思う。激坂34回分で、どれだけ脚を使ったのか、それが何を意味するか分かりきっているしね(笑)。

 

f:id:cerveler_y2:20190601181422j:plain

2年ぶりに集合

そして、何が辛かったかと言うと・・・、4時間耐久の後の3時間耐久運転!これ辛かったぁ!

 

また来年も加賀温泉郷で、いろんな仲間に会えるといいな。