High on Life

NO BIKE NO LIFE

2022年大晦日

子供の頃は、中学生とか高校生になったらもっと楽しくなるんだろうと思ったし、高校生になったら大学生になったらもっと楽しいんだろうなと思っていた。大学院の時はもう飽き飽きして早く社会人になりたいと思った。しかし・・・、 『彗星ぃはぁ〜見たことがないけれぇど〜、おとなにぃなーってミーれる訳じゃなぁーい、やーくそくぅはそこにはなぁいぃ〜・・・』っていうSalyuの歌の通り、幾つになっても満足もできないし、自分が一端の人間になった気もしないし、情けない瞬間が多過ぎて、一生修行なんだと改めて今年も思い知った。本当に忙しい1年だった。

 

三日連続のYumiさんライドで瀕死状態。Yumiさんとはいまだに60分が限界。弱いな><。ただでさえしんどいのに一昨日に続く2回目の窓清掃で廃人に。

窓以外にも色々掃除して、コーヒー飲んでゆっくりして、BS映画マラソンで『フォレスト・ガンプ』、次にデ・ニーロ、アン・ハサウェイの『マイ・インターン』を観る。デ・ニーロのようなカッコいいおじさんになれるだろうか?なれないに決まっている。素地に差があり過ぎる。デ・ニーロは『タクシードライバー』の狂気の演技に魅入られ、アン・ハサウェイは『レ・ミゼラブル』での痛々しい演技に魅了された。デ・ニーロとU2のボノは相貌だけでなく生き方もちょっと似ていて両方好きなのだが、両方背が低くて決してスマートでもなく、どちらかというと穴熊タイプで、ん?・・・・穴熊穴熊といえばもう1人好きなおっさんがいた。そうだブローニュの穴熊ベルナール・イノーだ。なんで私はこう悪趣味なんだろうな(笑)。しかしこの3人顔も似てるよなまったくぅ。

何故だか背の高い男前には全くもって憧れない私。コンプレックスの塊のような不格好なおっさんが世界をぶった斬っていくのを見るのが好きなのだな。

さらに言えば今日は紅白歌合戦という洗脳教育さながらの人類堕落作戦が展開される大晦日。目と耳に入ってくる洗脳教育を脳内根性で払い除けつつ出雲蕎麦を頬張り酒を煽るひととき。今日ばっかりは家内と娘にテレビは明け渡さざるを得ない。蕎麦食ってとっとと抜け出して今年最後のブログ執筆へと至る。

画面に映る口ぱくの集団演技には、実社会での若者の責任回避願望が見て取れて実に居心地が悪い。ピンで勝負出来る人、自分で責任取れる人が減ってきているのはテレビの中も実社会も同じなのだ。TEAM SKYよりもコンタドールUSポスタルよりもパンター二、そういうひねくれた根性が仕事での苦労を呼び込んでいるのは重々承知だが、こればっかりは仕方ない。俺が嫌だったら俺を首にしてくれ!そういう態度で仕事している方が楽しいぜ。このスタイルは来年も変えないぜ!

 

 

ゴーー-ーーっ!これがMADONE SLR で前の集団に突っ込んでいく時のイメージ。股下に魚雷を積んで真っ直ぐに前方の敵に突っ込んでいく感覚、本当に突っ込んだら前走者にえらい迷惑かかるだろうなというのがMADONEの感覚。対して、シューーーーーーーっ!と前走者に吸い込まれていくような感覚を味わえるのがEMONDA SLR Discの魅力だ。同じような空力効果を持っていながら車体の重量差がその違いを作り出しているのは明らかで、MADONEの場合、一度突っ込むと決めたらそう簡単には許してくれない強度があり、EMONDAの場合、ブレーキ性能を妨げない重量の軽さが突っ込むギリギリまで攻め込むことを許してくれる感覚。どちらも素晴らしい体験なのだが、MADONEからEMONDAに乗り換えた時に思った、これならおきなわ140リベンジできると。いくぜおきなわ!泊まるぜラグジュアリー!

 

ということで、来年も一つ歳を重ねていく訳なので、それ相応に云く有りげなおっさんになって、おっさん界でそれなりの評価をいただきながら生きていきたいと思う年の瀬であります。

自転車の兄貴たち、今年も本当にありがとうございました。感謝しかありません。ぶつくさうるさいおっさんですが、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

今年もあと3時間ちょっとですが、皆様どうか良いお年をお迎えください。