High on Life

NO BIKE NO LIFE

7月11日日曜日 まだ不快な朝

夏になってしまえば朝は涼しいから、早い時間に走ればストレスは少ないが、まだ湿気が凄くて超不快。相変わらず夢を見て浅い眠りだったが、時間的には割と寝れた。

6時35分起床。いつもの軽朝食に玄米パンを付加して走りに備える。さてどの走りにするか?北と西は晴れ、東は曇り。天気予報は雨だが恐らく西から東へ晴れが流れていくはず。そう読んでバイクにしようと思ったが、ん〜んなんか面倒になってしまった。手っ取り早く行けるランを選択。

出た時間が遅く既に暑い。下半身の疲れはたんまり残っていてペースは上げられない。今日は本当のLSDと決めて序盤からゆっくり抑えて行く。抑えてもしんどくなるのは素人の辛いところで、10キロ辺りで歩いてしまおうかと悩むくらいの絶不調。何年か前なら家に電話して迎えに来てもらう弱いオッサンだったが、今は耐えることに美徳を感じる変態親父である。我慢し我慢を重ねて走り続ける。その代わりペースは本物のLSD

東畑登坂の途中軽快に下るバイシクルカラーの大森さんとすれ違い、カーボンホイールの回転音にバイクで走りたい気持ちを掻き立てられた。

後は惰性でハーフ到達するまで走り続けるのみ。距離をこなし脂肪燃焼したかもしれないが、精神的に何も得るものは無し。

ゴール後自宅近くの自販機でビタcドリンク、ポカリ連続飲み。胃腸が焼け付き、下半身も焼け付き、ロクでもない疲れを引き摺って午後廃人状態。素麺で腹を落ち着けなんとか人間らしさを保つ。

ゆららの湯で湯治。今日は4週間ぶりに韓国式アカスリ30分を予約。韓国風の日本語を話すおばあちゃん(おばちゃん?)の力強い赤スリで黒いアカがボリボリ落ちていく。力が強いのでマッサージ効果もあり、痛いけどとても気持ち良い。特に自分ではどうしようもない背中のアカスリは貴重。グリグリに擦っていただきスッキリした後サウナで最終仕上げ。毛穴から要らないものを出して体スッキリ。日曜にしては空いていたのも精神的に良かった。

 

今週は疲れたけど、母校での講義を終えて清々しい気持ちで週末を迎えた。50分でまとめてくださいと言う依頼に対して90分も話してしまった。そのこと自体にはとても大きな後悔と反省を感じているのだが、実際のところ話したいことは山ほどあるし、OBや先生方へのメッセージを加えればどうしても120分くらいにはなってしまう。32年ぶりに訪れた母校のキャンパスは若人の知能や躍動感に溢れ、時代が新しくなっていく事を実感させられるものであると同時に、変わっていないことから受け取る大きな感謝の念に胸が熱くなることも抑えきれず、鼻の奥がツーンとなる状態で1年生への講義に突入した。頭が真っ白になる瞬間を何度か感じて、何を話しているのか思い出せないくらい緊張して恥ずかしい思いをした。大切な事を懸命に伝えようとしたが、うまく伝わったかどうか・・・。

仕事でプレゼンテーションするのとは全く次元の違う緊張感。それはどこからきたのか?これから建築を学ぼうとする1年生の諸君に何を伝えれば良かったのか?反省点は沢山ある。発表を手伝ってくれた技術サポート員からの言葉、質問をくれた院生から受け取ったメッセージに、何人かの人への力になった事が確認できて、最低限の気持ちの整理ができている今日現在。こう言うのは本当に自分の力になる。

伝えていく仕事はとても大事だなと実感。これからも機会があれば積極的に取り組んでいきたい。