High on Life

NO BIKE NO LIFE

かなり辛いもんですね

座薬が効いている間にとりあえず退院後の経過報告。
結石破砕術での一泊入院が終わり昨日夕方帰宅。
腎臓内の石は割れたらしいが、CTを見る限り、割れたというより、位置が移動したとも見えるし、はっきり言ってようわからん。そして、痛み・・・。痛い・・・、今も。
3千発の破砕術は予想以上に辛く、千2百発辺りで一度グロッキー。内臓と骨を金槌で叩かれているような衝撃で、痛みがクライマックスに至ると呼吸が止まりそうになった。レントゲンを撮って様子を見てから残りの千8百発開始。痛がる人は少ないとか、中には電気マッサージを受けてるみたいに気持ち良いという人もいるとか言われて、前半で音を上げた自分が情けなかったので、今度はポーカーフェイスで耐える覚悟。しかし、あと50発くらいのところで吐き気が出てきて、ポーカーフェイス終了。顔が苦痛にゆがみ始めた頃、ようやく3千発終了。
その後病室に戻って抗生剤と利尿剤の点滴を打ちながら休むのだが、おしっこの回数が半端ではなく、最後は10分に一回ペースになり寝る間もない。点滴が終わると痛みが和らいだので、何回かトイレに行った後就寝。
朝起きてしばらくするとまた痛みが始まる。朝食抜きで血液検査、CT、レントゲンと検査をこなし、ビールのジョッキみたいな蓄尿容器3本を満杯にして、お昼ごろ術後24時間の蓄尿終了。石はひとかけらも発見せず。昼過ぎに診察に回る頃には、破砕した辺りがかなり痛み出していた。朝撮ったCTでは、術前に腎臓奥にあった石は存在せず、腎臓と尿路の接点辺りにかけららしき石が写っていた。かけらと言えるほどには小さくなっていないのが気になる。これが詰まるとまた痛いんだろうな。診察によると、腎機能の低下はなし。しかし腎臓の出血があるのと、痛みが強いので止血剤を点滴して様子をみてから退院とのこと。
病室に戻って点滴開始。点滴が終わっても、痛みが耐えられないほど酷いので座薬を入れてもらう。ほんとに大丈夫なのか・・・?しばらくして座薬が効いて来たところで、急いで身支度して会計を済ませて退院準備。座薬が効いているので、いい気になってさっさと歩いていたら、ナースステーションを通りかかった所で、パタパタ歩いちゃだめでしょー!と、看護師さんに酷く怒られました。電車で帰ると言うと、先生は酷く怒られ、迎えに来てもらいなさい!駅の階段上がるのも禁止です!と・・・。しかし、色々そこで事情を説明するのも面倒で、判りましたと言いながらも、タクシー&電車で最寄の駅まで何とか辿り着き、そこへ家内に迎えに来てもらいました。
最後の診察では、腎臓の出血がある場合は絶対安静。本当は入院を伸ばした方がいいくらいなので、帰宅後も安静にしているように、トイレ他最低限の行動以外は慎むように!アルコール厳禁!へっ?会社?休みなさいっ!と畳み掛けられ(ちなみに女医です)、親に説教くらった子供みたいにしょんぼりして帰宅。
夕食後ほどなく、座薬の効き目がなくなり、この数日で最も酷い痛みが来襲。どういう態勢をとっても耐えられない痛みで、これが本当の結石の痛みか?石はどこに?腎臓と尿管の接点で詰まったか?と思い巡らしながらも、とても耐え難いので救急車呼んで病院に戻ろうかと考え出した途端、吐き気をもよおしてトイレへ。2回にわたり勢いよく吐いた後、気が付けば腎臓辺りの痛みがひいていた。なんだろう、今吐いた勢いで腎臓内にまた石が戻ったのかな?吐くって言うことは、ポンプ作用だから、石が落ちることはまず考えられまい。石は腎臓内にある時は悪さをしないと言われているから、きっと吐いた瞬間のポンプ作用で腎臓内に戻ったんじゃないか?それは良いのか悪いのか、もとのもくあみになったのか、この先一体どうなっていくのだ?今日も、痛みを感じながら、拭い去れない不安にさいなまれる状態は続く。
月曜の朝、再検査と診察です。座薬の数が月曜まで持てばいいけど。