268.47km 31.4km/h 181w/NP
https://connect.garmin.com/modern/activity/1148854622
快晴の琵琶湖を望む木之本絶景ポイントすみません、やっぱりCOLNAGOってフォルムがすっきりしていて格好いいですね(馬鹿)。
今年もやってきました春のびわいち。
強風の29日延期の、快晴ほぼ無風の1日。
北の方へいくと多少風で脚を使うものの、全体としては爽やかな春のびわいち日和でした。
日程変更でフル参加できなくなったメンバーが少々、これは残念でした。
果てしない道のり
いつもながらこのルート図を見返すと、ひりひりとした脚の痛みが思い起こされます。
6時30分山城大橋を19名で出発。
3班に分けた第1班、気がつけばえらいことになってる。
Y本さん、M川さん、M泉さんのCLOUD3人に、地脚のH井さんに私、という恐怖の布陣。
このメンツで琵琶湖大橋まで60キロ以上の道のりを行く自信がない(恥)。
青谷の登り、猿丸の登りはそろそろとまとまってローテーション。
それでも青谷登りのセグメントはPRが出ていました。
大石へ下り、立木山から南郷洗堰を経て東岸へ至るに従い高速化。
立木山から琵琶湖大橋まで、交通事情で部分的に落ちるところを除き、きっちり37km/h台で刻んでいく巡行は、強く速く快適な高速列車。
37km/h台というのは私が前に出た時の速度低下が影響しての数値なので、他の4人が如何に強力かがわかります。
強いお方たちの背中速くても一定ペースで快適でした。
もちろん東岸のセグメントもPR連発。
ここで折り返すメンバーも一緒に集合写真T木さん、なさん、塾長、K久保さん、Kやまさん、がここでさようなら。
ん?Kやまさん写ってないな?
ではもう一枚やっぱり写ってない。
どこで帰られたのかな?
さて、ここから先CLOUD3人にばらけていただき個々の班の機関車をお願いすることに。
しばらく走ってみてそうはうまくいかず、第1班で持て余し気味のM川さんの後ろ姿が可哀想になり、2班からY本さん、M泉さんを先行させCLOUD練を許可。
1班と2班で残ったカコイッチ、あしやん、H井さん、O石さん、O橋さんに私で回していく。
H井さんはどうしても脚の強さを隠し通せないお方のようで、前に出るたびに速度アップで、私は後方でブツブツ言いながらへばり付き状態で我慢。
それをカコイッチ、あしやんの健脚アンカーチームは屁とも思わずローテーションを繰り返し、気がつけばO石さんO橋さんが後方へ。
挙げ句の果てに彦根の交差点で信号待ちのCLOUD練に追い付き、長浜まで先行する始末。
何のためにCLOUD3人を解き放ったと思っているんだ!ええっ!と、同行のおっさん3人に対し、真剣に心の中で怒りに耐える私。
琵琶湖大橋まででかなり脚を使った私は、2回に1回のローテ飛ばしでギリギリ耐え忍ぶ。
どうにかこうにか離されずに長浜着。
ここから例年と違い、全体の時間短縮を狙い、塩津休憩無しで近江今津までジャンプすることに。
登りが二つ入るので苦しいのは苦しいが、例年塩津の補給で腹一杯になって、海津からマキノで苦しむ、というのが続いているので今年はテストケースとして採用。
そのかわり今津で美味しい鰻屋さんに行くつもりで頑張る。
ところが、腹ペコで55キロ走って辿り着いたお店は満員で1時間待ち状態。
これでは塩津を飛ばした意味が無くなるので、後ろ髪引かれながらいつもの南新保のセブンで昼食。
はらペコゆえに、ハンバーグ弁当にこしあんパンを平らげた。
他のメンバーも弁当、パン、うどんなど、しっかり補給して帰路に備える。
昼食後の距離が短くなり少し気が楽になった帰路。
次はお米プラザまでの約45キロ。
後半にアルデンヌ並みのアップダウンを繰り返し、距離以上に苦しみを味わうこの区間。
前半平坦を調子よく巡行し、高島、白髭神社辺りまで快調に距離をこなす。
北小松手前、渋滞に入ってほどなくO石さんパンクT川さん怖いよ!
ここから湖西道路入口までの渋滞でスローダウン。
この間でみな脚を休めたか、渋滞から解放された瞬間に突如レースモードに突入。
最も強いのはずっとO石さんの影に隠れていたO橋女氏。
何それっ!っていう速度で、今の今までエスコートしてくれていたO石さんすら置いてけぼりで、鬼のようにペースを上げる。
負けじとあしやん、H井さん、Y本さん、カコイッチが追いすがり、左膝が痛み出した私はローテに入れず金魚の糞を決め込み耐える作戦。
ひとしきりのアタック合戦が終わり、一息ついた和邇駅過ぎ、気がつけばO橋女氏が単独アタック!
誰も反応できず、唖然として見送る小さな後ろ姿。
残されたおっさん達は、ブツブツ言いながら、打ちひしがれてお米プラザに到着。
たくさん昼食摂ったのにもう腹ペコなので、あしやんと大きな御手洗団子を共同購入。
ココアも飲んでほっこりして、恒例の記念撮影。
少し空が曇り気味で残念この写真を撮ってくれた宇治の青年も一緒に瀬田まで帰ることに。
大橋を渡って東岸は少し追い風基調か、いいペースで回していく。
帰りのペースメイクはベテランM木さんで、安定感抜群。
既にかなり膝が痛いが、丹田に力を入れ膝に負担が掛からないよう注意して走る。
イオン手前から唐橋までの渋滞は例年通り。
唐橋を抜け、再び全体にペースを上げローテーション。
みな元気だ。
膝が関津峠に行ける状態ではないので、そのまま洗堰を左折して大石へ向かう。
立木山付近で、ここまで脚貯めまくりの練習太郎さんが高速先頭引き!
ホイール効果でここまで随分楽をしてきた模様で、背中に気迫を感じる走り。
みな有難く微笑ましくその背中を見つめ、誰も邪魔をしようとしない(笑)。
いつもの大石コンビニで休憩しているともう終わったような錯覚に陥るが、まだ我が家までは30キロはあるし、猿丸も越えねばならない。
最後にチョコレートパンをねじ込みスタート。
ゆっくりはしていられない。
そこそこのペースで行く。
実はGARMIN EDGE 1000Jのバッテリーが底を付きかけている。
大石コンビニで残り18%の表示。
しまった!
途中の休憩地点でせめてスリープモードにしておけば・・・。
あとの祭り。
本来余韻を味わいながらゆっくり帰る道のりを、膝の痛みを抱えて必死で走る。
猿丸は全部アウターで登り、郷ノ口から青谷までの下りも攻める。
みなと別れて旧GOURENコースを入っても回し続ける。
膝が痛い、ケツが痛い、腰が痛い、肩が、腕が、首が・・・。
まさに2006年アムステルゴールドのヴィノクロフ状態。
奈良線沿いを下ハンで苦しんでいると、左折交差点が違ったバッファローさんが追い付いて来て引いてくれる。
途中の単独行動をしきりに詫びてくれるのだが、自分にとってはただバッテリー残量との闘い。
理由はともあれここへ来てバッファローさんの強力な引きは大いなる天の助け。
棚倉平尾交差点まで引いていただきさようなら〜。
ここから先はもう力が入らず、精華町役場を過ぎてかしのき苑を登る頃には、両方の膝がギシギシと痛み、脚は今にもひび割れてしまいそうな感覚。
恐らく、自走びわいち6回の内、大石からあと、最も速いペースで来たはず。
残念ながらもう体が言うことを聞かないので、あとはバッテリーがギリギリ持つことを祈るのみ。
ゴール!
バッテリー残量は7%。
危なかった。
EDGE1000は自走びわいちギリギリなことがこれで分かった。
バッテリーを気にして、大石から手を抜かなかったことで、この先上回ることは無いだろうと思われた2014年のGOURENびわいち31.4km/hとタイ記録での帰還となりました。
郷ノ口まで来ても涼しい顔の練習太郎さんホイール効果は大きそうだ。
途中後ろに付いた際に後輪の音を聞いて、こりゃ楽しているな〜って思いました(笑)。
あと、バッファローさんのコスカボもいい音してたなぁ。
例年感じるのですが、今年は特に、私が一番辛いのだろうなと、走っていて思いました。
なんで皆さんこんな強いのかと、感心しきりです。
特に、O橋、K林両女氏の強さには舌を巻きます。
私は、先ず膝が痛くなり、次に腰、次に肩、首、腕、お尻が順次耐えられなくなってきます。
200キロを超えても平然と走る皆さんとは、どうも体の成り立ちが違うようです。
少しでも皆さんに付いていけるよう、まだまだ頑張らねばならないようです。
日程変更にもかかわらず、たくさんのご参加をいただき、今年も楽しく苦しく、実りのあるびわいちとすることができました。
皆様のご協力に感謝いたします。
お疲れ様でした。
今後ともどうぞよろしくお願い致します!