High on Life

NO BIKE NO LIFE

結石経過報告その後

走れないので(台風なので健常であってもそもそも走れませんが)、ツール総集編観たり、ツール最終日のエンディング映像&エンディングテーマを繰り返し観て泣いたり、とりあえず自転車と共にありたいと願う週末。J SPORTSさんには是非フーガーランドストーリーを編集・放映していただきたい!
退院した夜の激痛は、同夜の嘔吐以降鳴りを潜め、座薬までは必要のない軽度の痛みが続いている。石が出た気配はない。やはり嘔吐の作用で腎臓へ戻ったのではないか。月曜朝再検査と診察であるが、あと1日半で何かが劇的に変わるとも思われない。さあ、これからどうするか、もう焦るのはよそうと思う。石と医師と私の意志とで、じっくり観察しながら考えればよいと、半ば悟りの境地。ここまで事を焦って進めてきたのは、秋のシーズンに乗り遅れたくないという短期的欲望が心を占めていたからであって、来年も、再来年も、そしてその先もずーっと楽しく自転車に乗っていられることが大事なのだということにようやく気付いた。この焦りによって腎臓に無理が掛かってなければいいが。いやかかってるよね、そりゃ・・・。
土曜日ということで、昨日に比べて会社を休んでいるというプレッシャーからは、ほんの少し開放されネットで色々調べていた。疲れやすく、ストレスも多くて体調管理が難しい中高年ライダーとしては、速く走る為に痩せたり、筋肉をつけたり、いろんなもん飲んだり喰ったり、みんな色々なことを考えてやっていると思う。しかし、ちょっと調べただけでも、スポーツという枠を外して考えた場合、その全てが歳相応の「普通の体調管理」に相応しいことばかりではないことに気付くことになる。余計なことをたくさんやっているかも知れないなと・・・。ごく小さなことで言うと、肥りたくないので、コーヒー、紅茶はストレートで飲んでいるけど、実はコーヒー、紅茶に含まれるシュウ酸は結石組成を進行させる作用があると知る。そこで牛乳やミルクを入れて、カルシウムとセットで吸収させることでシュウ酸に一人歩きさせず、体外に連れ出すんだよって教えられる。そして、昔から行われている習慣にはちゃんと理由があるのだということに気付く。ちょっと調べてみると、そんな簡単なレベルのことがいくつか判ってくる。若さで強引には乗り切れない。歳をとるほど、素人考えは危険である。
所詮はサンデーライダー。生きるか死ぬかを争っているわけではない。しかし、速くなりたい。かっこよく走りたい。いいバイクにも乗りたい!かっこよくなければ良いバイクには恥ずかしくて乗れない!なんていつも考えてしまう。
残念ながら、仕事で受けるストレスは軽減しようもない。そこは自分ではなかなかコントロールできないから、週末自転車で発散するのである。しかし、そこで頑張る為に身体に対して間違った事を一生懸命にやっているかも知れない。勉強すれば修復可能かもしれないが、それも大変なこと。そんな時間はない。食生活をちゃんと面倒見てくれるアドバイザーが居るわけでもない。程ほどに楽しくやれればいいじゃないか・・・、いやでも・・・。
石との付き合いの中で、しばらく色々なこと考えさせられることになりそうです。