3時間ロード／33位／20周回／36.9km/h
コース上は30度を超える好天。暑さのせいか、昨秋に比べると遅い展開の先頭。しかし私にとってはギリギリ限界の速度。昨秋はスタート周回で失敗したので、今回は常にＴ木さんの背中が見える位置取りを覚悟でスタート、前へ前へ詰めて行く。最後まで行けないのは分かっているので、何処まで先頭集団で行けるかが今回の課題。
朝、宿で温泉に入って一汗かいて、駐車場でローラー漕いで脚を作ったものの、やはり先頭の速度は私には辛い。1周ごとにシケインで脚を削られ、裏のＳ字で脚を回復させるという繰り返し。スタート前に食べ過ぎてお腹が痛い（昨秋の失敗を活かせない駄目オヤジ）。
最初の３周が辛いが肝心と、Ｔ木さんからアドヴァイスをもらっていたので、とにもかくにも切れないように頑張る。その通り、周当たりの最大心拍数が190を超えたのは最初の３周のみ。最大心拍はシケインを抜けた後ダンシングで加速する所で記録していた。確かにあそこは辛い。
1時間過ぎてアヴェレイジ41キロ。喉の奥がヒリヒリして、シケインでは既に脚攣り発生。やはり私には速すぎるペース。だんだんきつくなり、1時間半過ぎていつ切れてもおかしくない状態に。かたやまさんに追い付いた周回のホームストレートで完全に失速。そこから先の落ちっぷりは見事なもので、経験したことのない1周11分台に落ち込む。ポタリングモードに入って、着ぐるみに抜かれた時にはもう本気でやめようと思った。しかしやめたらやめたで帰り道気分悪いだろうし、とりあえず最後まで行ってみようと思い直す。
そうこうするうちに、梅丹とグリコのお陰か、少し踏み脚が戻ってきたので、ペースの合う人を探しながら頑張って周回をこなす。最終周ゲンゴロウさんに励ましていただき頑張ってゴールへ。スプリントしようともがくが続かない。今までの鈴鹿経験の中で一番辛かった。
アヴェレイジは激しく落ち、36.9km/h。33位。ソロの人の中では27位。12週目の終わりに集団から切れた時のアヴェレイジが41km/h。昨秋のその時間帯は39キロ台だったので、自分としてはかなり頑張っている。しかし逆の見方をすれば、暑さの影響で先頭がアヴェレイジを抑え目に行った反面、自分が無理してアヴェレイジを上げたのがたたって後半大失速したのは明らか。
GARMINの簡易データ
2周目に入る所でラップを押せば、あとはGPS機能が働いて、自動的にラップ計測してくれてとっても便利。12周目まで先頭集団。その後の落ち込み激しく、8分台から、9分台を飛び越して10分〜11分台に落ちているのが笑える。着ぐるみに抜かれた辺りで最低心拍124を記録していて、著しいモチベーションの低下が見て取れる。結果的に昨秋よりほぼ2キロアヴェレイジ低下。しかし順位が8つほど上がったのは、暑さで全体のペースが落ちたから。12周までの走りがC59のお陰なら、その後の落ちっぷりもC59のお陰。最後は全身痺れるような感覚でバイクにしがみ付いていた。
Ｔ木さん表彰台
さすがエース！
両脇におっさんの優勝者より、ウィダーガールべったしのＴ木さんの方がどう考えても幸せな光景。
脚攣りまくりで本当に辛い鈴鹿でしたが、練習の成果が少しでも確認できたように思い、また頑張ろうという気持ちになりました。しばらくシケイン恐怖症が根付くと思いますが、喉元過ぎればなんとやらで、懲りずにまた秋spにはきっちり申し込んでいるのでしょう（笑）。
励ましあいながら頑張った練習仲間の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
