High on Life

NO BIKE NO LIFE

2014も驚愕の『GOUREN びわいち』

http://connect.garmin.com/activity/487860907

■全体データ
走行時間:8:28:49.6
走行距離:265.93
平均速度:31.4
平均心拍:146
平均回転:90
カロリー:3,937
金曜の深酒が響いて土曜日は夜になっても気持ち悪い。せめてチェーン清掃してバイクは気持ちよくしておく。体力勝負の266キロなので21時就寝。
区間データ
1.家〜山城大橋/14.32/28.5 
出遅れで急ぐ。まだ酒が残っているのか、脚重い。この所調子悪いし、昨年の後半失速の悪夢を思い出す。


2.山城大橋〜琵琶湖大橋/44.86/31.5 
快晴の予感。16人程集合。2班体制で出発。Kのきさんいきなり猿丸で落車離脱。残念。トドさんの牽きが強いが、最初はメンバーばらしてあるのでまずまずのペース。自分は脚がチグハグで調子が乗らない。今年はずっとサドルの高さと前後位置が決まらないまま。


3.琵琶湖大橋〜長浜/49.47/34.2 
ここからは3人増え3班体制に切り替える。自分は真ん中の班でT浪さんが仕切り役で活躍。終始抑えめで綺麗に回して行く。毎年この区間が異常に速く早々に体力をい奪われるが、今年は大人な雰囲気で脚を温存。お陰でようやく脚の調子ができてきた。


4.長浜〜あじかま/29.83/33.2 
先発隊。前の区間で我慢していたかトドさんに大将の鬼牽き開始。申し訳ないが自分が前に出るとペースが落ちる。はっきり言ってかなりキツい。シクロで鍛える大将は信号からのストップ&ゴーが目茶苦茶速い。266キロの総行程を、ある程度の強度で完走するためには、決して反応してはいけないと決めていた人に反応してしまった。もう遅い。ローテを飛ばさず必死で回して行くが、先が思いやられる。


5.あじかま〜今津/23.44/32.3 
全体に目を配りながら走っていたT木さんがここで遂に先頭に登場。加えて大将にO崎君、今期絶好調のあしやんさんを含む集団は、ペースが落ち勝手になる海津大崎区間を快調に飛ばして行く。一人減るたびにペースが上がり、徐々に目が三角になった逃げ集団と化す。高強度ながら一定ペースだったので、この区間が一番気持ちよかった。


6.今津〜米プラザ/42.92/34.2
猿丸や木之本のはっきりとした上りを含む区間を除けば、最も起伏のあるアルデンヌクラシック並みの苦しい区間。にも拘らず最高アヴェレイジとなった最悪の区間。ことの始まりは、気持ちよく回していた先頭集団に、長渕大先生に若手O崎君を含む4人がドッキングしたことから。どんどんペースアップするうち、大将の魂に火がつき、トドさんにあしやんさんが続き、繰り返し現れる丘では全員でモガキ合戦となる始末。何度も何度も耐え、自分でもよくここまで頑張ってるなと思ったが、ビワコバレイ入口の丘に差し掛かり、N川さんから“前どうぞサイン”が出た瞬間に事切れた。全く牽けずノロノロ登っている横からO崎君がアタック気味に飛び出し、次々にそれに飛び乗る鬼達をあっけなく見送って今日初めての単独走に。何かが切れたように途端に体中が痛くなり、ノロノロと進む。去年もこの辺りからハンガーノックで終わった。しかし今年は持ち直した。腰が割れそうだったが、琵琶湖大橋手前で信号停止の集団に何とか追い付いて一安心。


米プラザ内/--/19.5
米プラ〜東詰め/2.07/22.7

7.琵琶湖大橋東詰め〜大石コンビニ/27.74/32.3

米プラザまでで、もう身動きできないほど打ちのめされた。カラダの中に何も残っていない感じ。あとは、K久保さん、なさん、Kやまさんらと精華町まで平和に回して行けば過去最高アヴェレイジは出る。しかしどうしたことか、ペースを上げるトドさんの後ろにピタリと張り付くなさんとKやまさん。気が付けば大将が40キロ台で牽き出し、悪夢の再来。200キロ以上走ってその走りは一体なんだ!?と絶望的な気分になった所で今度は101師匠が炸裂。そういえば今日101師匠はずっと後ろで走っていた。きっと脚が溜まっているのだ。先行グループに追い付くと、そこにいたT木さんがペースアップ。大将、101師匠、あしやんさん、O崎君という恐怖の集団となり驚愕の結末へと進んで行く。信じられない強度を何とかやり過ごし、南郷洗い堰で、"ああもうちょっとで立木観音やぁ・・・”と安堵した瞬間、自分自信に対して徹底してドSを貫くT木さんから左折指示!どんどん逃げるT木さん。その先にあるものを想像しただけで吐きそうになる自分とあしやんさんとで、集団の頭を抑えT木さんの逃げを見守る。さすがの大将も、なんでやねん?!とブツブツ言いながら一緒に見送り、いよいよ予定外想定外空想外の関津峠へ。インナー×ローでも脚をつきそうになり、もちろんドンケツで頂上をクリアしてコンビニへ倒れ込む。まさか来年はどうしますかね?


8.大石コンビニ〜家/31.12/24.5
アンパン補給して最後の一踏ん張り。が、全く踏ん張り効かず、おまけにチェーン落ちでここへ来て一人旅を余儀なくされ、さらには西からの向かい風にアヴェレイジをどんどん奪い取られながらも、31.4km/hと、過去の記録を0.8km/hも更新して帰宅。腰とか脚とか背中とか、全部痛くて、全部が頭痛に繋がってる感覚で、玄関でしばし呆然。風呂で暖まったら少し正気を取り直して焼肉屋に電話!今年は摂るぞ動物性タンパク質!!!


本日助けてくれたバイク

ZIPPは硬いので長距離どうかなぁと心配していましたが、何とか走りきれました。前輪25Cのタイヤは空気抵抗面で不安要素ではありましたが、エア量の多さが振動吸収性に繋がっているような気もしました。



とまぁアホなおっさんの無謀な1日を振り返った訳ですが、このアヴェレイジは鬼のように走りまくる皆さんのケツを懸命に追い掛けた結果出せた数字なので、決して自分が調子良かったとか頑張ったとかいう問題ではなかったと、冷静になって気が付きます。本当に今年は凄まじかったですね、皆さん。好天に恵まれ、風も弱く、桜が終わって車も比較的少なかったし、やはりこの時期の開催は正解です。自分を振り返ってみると、ZIPP効果はもちろんのこと、『ジテトレ』に書いてあるパワトレを見よう見まねでやってるのが少しは効いているのかな?とは思いました。



なさん撮影の記念写真を拝借

気が狂ってるのか、頭のネジが一本飛んでいるのか、疲労が蓄積するほどに笑顔が素晴しくなるおじさん達(一部若者も美女も居ますが)。1日本当にありがとうございました。上記リポートの他に、O石さん、K林さんの一定ペースコンビ、マイペースで強度の高いM木さん、若くて素質充分のM山さん、何気で特急に乗ってるG藤さん、ありがとうございました。素晴しい仲間達です。今後ともどうぞよろしくお願いします!



もうしばらくバイクには乗りたくない気分ではありますが・・・。