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NO BIKE NO LIFE

獲得標高以上に厳しいコース OSLT VIVAREN_柳生ー月ヶ瀬ー御斎峠ー和束

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もう少し涼しいかと思いきや、朝から湿度高く後半は気温も上昇して結構厳しい練習となった。獲得標高(GARMINバグで4000m越えとなっているが)もデータ上1500m程度ではあるが、北野塾の月ヶ瀬キャノンボールコースからさらに伊賀上野を経て、名も無き激坂から御斎峠へ至るレイアウトは、データ以上に脚を痛めつけてくれた。特に御斎峠直前の激坂には参った。降参!

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昨日ポジションを5ミリ下げ、EDGE530を設定しておいた

登りで力が入れ易いようサドルを前下がりにしてからハンドルポジションが高く感じていたので、5ミリ下げてみた。5ミリのスペーサー1枚分飛び出てカッコ悪いけど。別段姿勢が厳しいこともなくこの高さでしばらくは行ってみることにする。EDGE530は高機能過ぎてちょっと面倒臭いな。できるだけシンプルになるようセッティングを詰めていかないと。しかしなかなか良いなと思ったのは、急カーブ予告。分かってはいるけど敢えて知らせてくれることでブレーキングや体制の準備ができる。

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最後にバグって断面図が見えません>< バイシクルカラーが標高6000m越えに位置していることになている!

少しずつ変態気味になっていくOSLT。今日はまだ序の口ですけど。いやモッちゃん、K久保さん、なさんに私の4名で6時30分開橋を出発。この先おきなわ対策で御斎峠2周回とかやり出したら、もう誰も来ないんじゃないかと心配。K久保さんくらいは来るかな?

先ずは北野塾定番の、般若寺から柳生を経て桃香野、月ヶ瀬に至るキャノンボールコースへ。般若寺までの緩やかな登坂で脚を使い過ぎないよう声を掛けて進む。京都府から奈良県へ入った途端に道がガタガタ。登りにくい。忍唇山までが何となく登りの第1段階であるが、その中も下りを挟んで4パートくらいに分かれる。K久保さんといやモッちゃんが私となさんに気を遣ってペースを合わせてくれる。K久保さんの高ケイデンスの極意を盗み取ろうと、私も師匠のケイデンスに合わせるように回転で登っていく。繰り返し現れる登りを全て集団で通過し大柳生、柳生を経て布目方面へ。

緩勾配と平坦をローテしながらいやモッちゃんがアドヴァイスをくれる。ケイデンスが高過ぎて心肺機能を無駄に疲れさせていると。ん、確かにその通り。K久保さんの極意を盗んでいるつもりだったが、いやモッちゃんの目にはそれがいかにも辛そうに見えたかもしれない。一段ギアを上げて脚力をもう少し使ったほうが楽になるはず、というのがいやモッちゃんのアドヴァイスだ。確かにそうかもしれないと、その後の登りでは心拍とパワーのバランスを気にしながら登ってみることに。

これまでどちらかというと、パワーに頼りがちで脚が先になくなる傾向にあったため、獲得標高2500に及ぶおきなわ140に備えて、ケイデンス重視の登り方を体得したいと考えていた。今日1日でK久保さんの高ケイデンスの極意、いやモッちゃんのバランスを大事にする登り方の両方を教わったのはラッキーだったかもしれない。登りの長さ、勾配によってバランスをどちらに倒すかちゃんと考えて練習する必要がありそうだ。今日はいいこと教わった。K久保さんといやモッちゃんに感謝。

そんなこんなで月ヶ瀬まで遅れることなく登り切り、大内へ下山後、伊賀上野から御斎目指して登り始める。163を超えたらすぐに登り始め、コリドールロードは西高倉で激坂に突入する。エグイっ、エグ過ぎる!御斎峠の前にこれはキツい。STRAVAにはJR関西本線手前から『御斎峠ヒルクライムTT』という距離6.59キロのセグメントがあり、西高倉の激坂も含まれている。今後の練習ではこのセグメントも大事になってくるか。

御斎峠自体も相当頑張って、垂れてきたK久保さんに追い付くかというところまで行ったが、なんせここまでのコースで脚の疲労は甚大。自己新ペースのつもりでいたが帰宅後確認すると16分36秒/258wで自己2位のタイム。相当頑張ったんだけどな。駄目や。

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徳川家康伊賀越えの道』のすぐ横にある『仕置場跡』の案内板

代官の名前が多羅尾さんだったんですね。

4人とも脚にきていて、私は多羅尾から下って信楽小川の小さな坂で太もも攣り掛けて悶絶。攣る感覚まで追い込んだのは久しぶりだ。いやモッちゃんもK久保さんも今日は時間差で攣っていたようで、今日のコースレイアウトのキツさが伺える。取り敢えず今日のところはここから加茂まで下る設定にしておいたので、ハンガーノックの恐怖が迫り来る中、何とか脚とローテを回して和束〜加茂へと帰り着いた。加茂まで降りてくると蒸し暑くて倒れそうだった。結構出し切った、今日は。

木津でなさんと別れてバイシクルカラーへ。注文していたAEOLUS PRO SADDOLEを取り付けてもらう。SPECIALIZED POWERのBONTRAGER版である。ショートノーズで幅広。これまで避けてきた幅広であるが、テストサドルで体感した脚の回転の安定感に関心して導入に踏み切った。おきなわまで短期間だが慣れますように。

しかしぃ、なかなか涼しくならない。4時間超えてから羽地が来ることを考えれば、後半にもう一本厳しい登りを入れないといけない。この暑さだと身の危険を感じるのでそうもいかないが、とりあえず今日は中盤まで厳しいレイアウトにできたのが良かった。来週どうするかじっくり考えよう。

本日参加のいやモッちゃん、K久保さん、なさん、ありがとうございました。とても良い練習ができました。またよろしくお願いいたします。