High on Life

NO BIKE NO LIFE

4月10日土曜珍しく家で読書

結構な寒さ。早寝早起きで4時40分ごろ起床。3時半ごろから目が覚めて寝返りを打ち続けていたが、二度寝すると怠さに襲われて起きれなくなるのが分かっているので、何もしないけど起きておく。

いつも通りの朝食に食パン1枚追加して、75分ほど散歩。歩く前に怖いもの見たさで60秒ほどプランクしてみる。微かに傷口に違和感あるも、続けられないような痛みは無かった。動きのある筋トレはしばらく怖いから、静止状態のものを少しだけやってもいいかな?歩く前に体幹を温める程度で。

京阪奈記念公園の外周をなぞるように歩き、7丁目に戻って食い意地が出ていつものパン屋さんへ。たまごとレタスのシンプルなサンドイッチを2つ購入して帰宅。朝ごはんを終えたばかりだという家内も、美味しそうな見た目に負けてお腹いっぱいと言いながら食べてしまった。当方は歩いた後なので当然美味しかった。

午後、KICKR CORE and CLIMBに載せっぱなしのEMONDA ALR のサドル位置調整。ZWIFTでの出力重視で少し前乗り設定にしていた。虫垂炎のお陰で一から出直しになるのをきっかけとしてポジションを改めようと、3ミリ後退させた。MADONEも、と思って測ってみたら、MADONEは既に後退させたEMONDAと同じポジションになっていてニンマリ。

その後、Apple TVでピアノチルを掛けながら昨日買ってきた故中村哲医師の『アフガニスタンの診療所から』を読み始める。読書は電車通勤時のみで、普段家で本を読むなんてほとんどない。家で本を読み始めるとすぐに睡魔に襲われるのだ。しかしピアノチルがなかなか良い感じで読書欲をそそってくれる。中身は、もちろん簡単には感想を言い表せない壮絶なもの。しかし私が最も感銘したのはTV Newsで見聞きした故人の活動に対してではない。驚くべき冷静沈着な真のジャーナリストとしての力量。どっちが本職だったんだ?と唸らせる洞察力と表現力。また、簡潔明瞭で終始抑えた語り口に隠された恐ろしいほどの怒りにも圧倒された。自称ジャーナリストが幅を利かせる腐ったメディアに踊らされるのはもうやめようと思わされる。

ともかく、アフガンを取り巻く強大国からの理不尽がどうのこうのという中身は置いといて、さらに他人のことも置いといて、自分の生き方って何だろうと考えざるを得ない心境。自分で何かを選び取ったって言える人生を生きているかと自問して・・・、意気消沈してしまった。