High on Life

NO BIKE NO LIFE

ウィギンズ拝命

木曜から2泊3日で出張だったため、19ステージ別府の頑張りを生放送で見れんかったんは(おおっとー鹿児島弁か長崎弁になっちょるー)とても残念でした。昨日夜帰って録画を見またしが、最後の方でゴールシーンを見返しながらクリリンがコメントしている辺りでは、恥ずかしながら涙がじわりと・・・。
南国食いだおれ修行での体重激増は致し方ないと覚悟を決めていた割には、今朝体重計に乗って少しホッとしました。普段、お客様との会食では、残したり遠慮したり呑まなかったりというのは場がしらけるので絶対避けるべき、というのが持論である私としても、お山登り1ヶ月前に2泊3日の出張というとちょっとビビリが入ります。少ない自由時間に歩きまくって大汗かいたり、朝起きたらホテルのベッドがビチョビチョになるほど寝る前に大量の水を飲んだりと、創意工夫で何とか出発前体重+500グラム増で切り抜けることができました。それでいてきっちり美味しい食事もお酒も堪能できたのでまずまず成功と言えましょう。(一応断っておきますが、相当ハードなスケジュールでお仕事をこなした出張でありまして、決して遊びに行ったわけではありません、あしからず。)
とはいえ、元々デブを抜け出せていない私ですから、出張明けのGOURENはなかなかに厳しいものがあります。大正池では当然付いていけません。前回よりは切れる地点が少しは伸びましたが、相変わらず大半が一人旅。和束からは当然先発隊で。ところがこの先発隊、良い感じで足が揃ったメンツで構成されて、グルグル先頭交代回しながらなんと湯船県境まで逃げ切り成功!最後の最後、県境ラインで3番手の私が怒涛のトドさんに並ばれましたが、対メイン集団という観点では初の逃げ切りでした。しんどかったけどよく脚が回りましたね。大正池のように明らかに登っていくパートでは体重が完全に重しになっていますが、和束〜湯船のような、アウターで引っ張っていけるパートだと、加圧の効果が体重のマイナス効果をどうにかこうにか抑え切ってくれます。ということは、乗鞍は相当苦労するということですが・・・。
307から大石までの平坦&下り区間は全く踏めずに後方待機。大石からは10数名の全員がなんとゴルフ場カットという珍しいことに。雨を避けての判断ですが、そうなるといつもはお気楽なショートカットコースも結構辛いものになります。向い風の中、先ず塾長と練習太郎さんが逃げ、メイン集団は割りとのんびりと。しかしだんだん獲物を捕らえたい意識が芽生えた集団前方ではそろりそろりとペースアップ。4番手で淡々と走っていると、先頭のスピードアップと同時に目の前のトドさんがさっと左に避けて後ろへ。中切れすると後ろのT木さんに怒られそうで必死に3番手に付きますが、先頭は少しずつ少しずつペースアップ。勾配が変わる手前で逃げの二人を吸収するも、塾長はそのまま先頭付近で展開。どんどん勾配が上がる中、アウターで必死に食らい付きなんとかゴミ処理場入口手前まで先頭集団で行くも、猿丸への本格的な登り区間に入って脱落。ここからは自重が支配するパートです。へべれけになって猿丸神社に到着すると、「頑張りましたね、ウィギンズみたい!」とT木さんからタイムリーなネタでいじっていただき、おじさんは嬉しいやら情けないやら。はよ痩せんとなー・・・。
この暑さの中でのGOURENはやっぱりハードです。青谷で一人になってからは、もうひたすら疲れと強風との戦いです。全く戦意喪失で20キロにも達しない鈍足で、途中コーラ休憩も入れてふらふらと帰宅しました。当然のことながら缶ビール最高でした。
いやー辛かったー。また走りたい!
皆さん今日もありがとうございました。
本日の走行距離:94.2km
アヴェレージ:26.6km/h



出張中撮った写真です。

桜島。実物は雄大です。男っぽい風景でしたね。

閉まってました。8月1日から改装オープンです。

長崎の龍馬さん。土佐の人なのに長崎でも扱いは熱いです。

龍馬のブーツ像。ブーツ像って初めて見ました。鹿児島も長崎も猫がたくさん居ました。
鹿児島はほとんど時間がなかったのですが、長崎は風頭公園に歩いて登る時間が作れました。龍馬党の私としては亀山社中に入れなかったのがとてもとても残念した。疲れましたが、初めての鹿児島も、高校の修学旅行以来27年振りの長崎も、とても印象に残る場所でした。今度はゆっくり旅行で行きたいものです。