High on Life

NO BIKE NO LIFE

私の廃人記念日

誰にでも人生何度かは記念日と言えるような目出度い日があって、その一つ一つを大切に思い出に刻みながら少しずつ成長していくものです。人生52年を過ぎ、そういう目出度いこともほぼ起きないオヤジも、毎週末のバイクなりランなりで残された人生を少しでも楽しく生きたいと努力しておるのです。しかし、そんな健気な努力に水を差すような辛い試練もたまにはあるのですね。今日は退化する自分を目の当たりにするという全く酷い日になりました。思い出したくもない1日。



名付けようのない練習結果 29.02km 6m05s/km 9.9kph 179spm 0.92m/p
https://connect.garmin.com/modern/activity/1547434176
あと3週間やでしかし、間に合うんかぁ?そんなこと考えながら茫然自失の私。口の周りにはパンの粉。水分が枯渇し命の危険を感じたので25キロでサークルKにピットインの図。

月〜水の出張でいくらかのコンディション落ちは想定していたものの、想定外の病気。ハードスケジュール、過食、急激な寒暖差が老体にはこたえたようだ。寒すぎるぞ日本。
全身の震えと熱、関節痛。木金と寝込んで、土曜熱が下がったところで手足の先に血を送ろうとローラーするも今ひとつ効果上がらず。日曜朝幾分マシに思えたので、いつもより多めに準備運動をして出発。しかし、血の巡りだけでなく水分も行き渡っていなかったようだ。

距離を最初に稼いでおこうと、7丁目マラソンを1周してからいつものコースへ。しかし今日は何となく勝手が違う。3キロほど走ってすぐにダメだと判ったが止める勇気もなく、距離だけはこなしておこうとしつこく走る。10キロ過ぎ早くも予想通りに体は動かなくなり、15キロ過ぎから徐々に廃人化開始。20キロで80%廃人。21.5キロで99%廃人化完了。
ペース、心拍、ピッチが21.5キロ過ぎからガタ落ちしているのだが、ピッチが崖崩れのように崩落状態になっている所(赤マル印)が、心が完全に折れた地点を表していて笑えるわほんま。折れたー!
フルが控えていなかったら、心が折れた時点で新祝園駅からタクシーに乗るところだが、本番30キロ以降の地獄を味わうつもりで続行。風邪の前触れのような関節痛と頭痛に悩まされながら、残り1%の自分を試すように、普段歩く速度より遅いペースで走り抜いた。

あんまり体に良くないと思うけど、ちょっとは根性ついた。しかし一度ここまで落ちたら、過去の経験上あと3週間で5m00s/kmまで体力が戻る気がしない。
まずは風邪の症状改善から。


そういえば、匠練ヒールの摩耗が早過ぎる。噂通り、値段と寿命のバランスが全く取れていない。こんなん続けてたら幾ら掛かるか分からないから、やっぱアシックスに戻したくなってきた。酷過ぎる。