High on Life

NO BIKE NO LIFE

4月17日土曜 1日雨で私の目にも雨

今日は引き籠り。5時に起床したが雨で散歩もできない。朝食後、プランク120秒、バランスボール膝立ち120秒の後、名前が分からない器具で足踏み片脚1000回ずつ。1000回で20分くらいは掛かったので、体幹を温めていた分とで多少の代謝効果はあったのでは?甘いかな。

 

急性虫垂炎の腹腔鏡手術後今日で24日目。傷口はだいぶ塞がったが、まだ皮膚表面は整ってないし、まだ浸潤液が出てくるのでケアリーヴを貼っている。入浴や動きを伴う筋トレはまだ自粛中だし、ZWIFTも来週末まで我慢するつもり。ボチボチ運動再開後のことも考えて、タイヤを買ってきたりリムテープをポチったり、ELEMNT ROAMに保護フィルムを貼ったりして、相変わらず自転車に関わっていたい度は下がらない生活。

 

雨ですることもないので、一昨日届いた『余部鉄橋物語』を一気読み。いくつもの場面で涙が止まらなくなって困った。内容の濃さ、情報量の豊富さは言うまでもなく、著者の感性が私に非常に近しいものを感じて、文章から想起される情景がいちいち鮮明で心を動かされた。ネットで見た図鑑的な装丁からは想像もできなかった濃く切ない物語に圧倒された。

出雲、松江といった島根県東部に縁の深い私は、物心つくかつかない頃から余部鉄橋を数え切れないほどの回数通ってきた。その度ごとに心を踊らせてきたし、今でも空を駆ける列車に乗っている記憶に触れると胸に熱いものが込み上げる。だからこそ新しく架けられたコンクリート橋を見に行った際の落胆は激しかった。しかしこの本を読んで、そんな私ですら余部の人達からすれば、ただの通りすがりの観光客に過ぎないのだと、傲慢な考えを捨てる切っ掛けをもらえたような気がした。次にあのコンクリート橋を見る機会があれば、きっとこれまでとは違った感慨を持つことになるだろうな。

 

大好きな「香住鶴」、早く飲みに行きたいな。

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