High on Life

NO BIKE NO LIFE

8/26 Saturday | 中心を再認識

4時30分強制覚醒も予定通り二度寝。起きれないこともないが、試しにトイレに立ってみるとやはり寝足りなさによる前頭葉の重さを感じる。無理は禁物。昨日寝たのが遅かった。金曜の悪癖だ。まぁよい、まったり過ごすのは土曜日の特権。

いつもの軽朝食にプロテインシリアル牛乳がけをプラスして仮想広瀬練に備える。すんなり起きれれば東畑打田で広瀬練2時間走のつもりだったので、ZWIFTで近い形をとろうと目論む。

今週のMaria様がスコットランドで右往左往するコースがまさにぴったり。体幹トレの後、昨日感じた0.5mmのサドルのズレを修正し、2時間走の予定で出発。

最初こそMaria様集団で走ったが、Tower への登りで飛び出しそのまま一人旅。別によい。セグメントが来れば自分の白アバターに付いて行けばいいし、平地と下りはクルクル回しているだけなので、集団であろうがなかろうが変わりない。このコースが欲しかっただけ。登りで追い込みそれ以外は流す、まさに東畑打田での広瀬練の引き写し。

淡々と2時間回すつもりだったが、ついつい白アバターとの勝負に勝ちたくなってセグメントで力みだす。南北ともにSggur Sammitで90日間PRを塗り替えに行き達成(のつもりがSTRAVA上に残るタイムはいずれもセカンドタイム)。今日もギアチェンジ無しだが、登坂セグメントを攻めようとするとどうしても膝中心のペダリングから意識が離れる瞬間がある。そこで今日意識を新たにしてみたのが下っ腹。これまで膝下に意識が行かないように膝に神経を集中することを心掛けてきたが、今日はさらに膝と下っ腹の連動に意識を持っていくことに。8%を超える辺りからこの意識は出力に繋がり出し、膝下で踏み倒すことなく登ることができた。

なるほどなと思った。下っ腹からさらに上に意識を持って行ったらどうなるか想像してみるが、胸?肩?腕?首?これらはいずれも脱力することの意味はあっても、脚の回転に影響を及ぼすような動きが思いつかない。最後は顔の力み?しんどそうな顔(笑)、どんなスポーツにおいてもこれが最もよろしくない場所なので、結局は体の中心に力点が返ってくるのだと、そこが一番大事なのだと納得した次第。当たり前のことだな。

登りで頑張り過ぎて90分で空腹を感じたので、100分まで粘って終了。終了間際グラスゴーサーキットから出る際に、グラスゴーサーキットに入ってくるMaria様集団とすれ違った。

 

Zwift - Pacer Group Ride: The Muckle Yin in Scotland with Maria

100m14s NP182w 163/488w 134/162bpm 82/128rpm TSS100 CTL58

 

グラスゴーサーキットの一番キツい2段登りを走行中、萩原さんの非常に分かり易い解説を思い出した。「体が軽いクライマーは登り入口での初速が速い。その速度を利用したパワー系のコペッキー選手が上りの出口で加速したらクライマーは絶対付いて行けない」と。最後のルドヴィク選手の飛び出しを利用したコペッキーのこと。パンター二が登り系クラッシックレースで勝てなかったのとまさに同じ理屈。ジルベールパンターニの分岐点、それがルドヴィクとコペッキーとの差となった。

登坂一辺倒では力が出ない私。インターバルトレーニングで長いレースに耐える力を養うのが正解なのかなと思う。