今日は在宅勤務。久しぶりに朝練。しかも45分間アヴェ零時199wと朝から入れ込んだ。
少なめの体感トレの後、Bペーサー試してみようかと思いながらログイン。しかしすぐにグラスゴーのイヴェントが目に入り、しかもスタート1分前というタイミングで即決。今日はどんなコースかと楽しみにしながらコースイン。313人もいる。レースではないが先頭集団はあっという間に見えなくなってしまい、しばらく100位から80位辺りで脚慣らし。とても良いコース。タワーの急勾配登りを含み、適度なアップダウンが続き出力も上がる。アップ無しだしちょっとキツ目ではあるが、Yumi Rideのちょい上強度なので頑張る。3倍前後をキープして少しずつ前を拾いながら小さい集団を乗り換えつつ50位集団まで上がる。ラスト5分、さっきから付き一のカナダ人が気になってはいるが、全然前に出ようとしない。こっちは3倍キープでゴールを目指すが、金魚の糞は2倍で楽そうだ。緩い勾配で引き離しにかかるが、下りですぐに追い付いてくる。そんなことを繰り返していたら10人規模の集団に飲み込まれ60位台に転落。これはいかんと、集団の中程に陣取りゴールスプリントに備える。絶対に40位台でゴールするつもり。ラスト30秒を切ってドラフティングブースト使いながら強度を上げていくが、誰もスプリントしないので無事に集団先頭48位でゴール。
Total : 45m57s NP202w 196/439w 156/176bpm 93/104rpm TSS56
45分間のイヴェントは199wとなかなかに良い出力キープできた。ボチボチBペーサー行ってみるか。
さて、『天路の旅人』読了。
壮大過ぎるのと、自分がなし得る範囲の旅の日常からかけ離れすぎて、沢木耕太郎に自分を写しながら『深夜特急』を旅するように読んだようにはいかなかった。それでも何か得体の知れない巨人がああいう時代には出るんだようなぁという感動を味わったし、人間っていざとなれば何でもできるということを思い出して力が湧いたのは確か。私を筆頭に、現代人は良くも悪くも色んなもの・ことに囲われてしまって大きくなり難い。
分厚くて重くて大変だったが、久しぶりに読み応えのあるものに出会った。後半少々飽きて疲れてきたが、読み手の態度としては、西川一三を追い続けるというより、沢木耕太郎節を浴びるように読み続けた、というのが本音であり、その心地良さがあったからこそ最後まで耐えられたのだと思う。木村肥佐生の『チベット潜行10年』は読まない。理由は、ただ西川一三の印象が変わるのが面倒くさいから。
また別の沢木作品物色してみることにしよう。
