High on Life

NO BIKE NO LIFE

6月1日木曜 Jacquesは2秒で逃げを許す

ということだ。

Jacques Pacer で1周10分前後、4分前後のRooftop KOM Reverse を10分に1回登るライド。60分だから6本かぁ・・・てへぇ〜とは思いつつ、地獄のTriple Flat Loop よりはマシかと思ってロックオン。

出だしは私を含めて3名。他の2名もペーサーの癖を十分知り尽くしているのか、無駄な動きをせず淡々と走っていて楽。10分に1回210〜220w程度の4分登りが入るから、余計なことせずとも十分走り応えがあるし、インターヴァルとしてもちょうど良し。

しかし、後半参入してきたイタリア人と日本人がいきり立った走りでJacquesさんを出し抜こうと無駄な動きを連発。イライラしてきて私は大声で文句連発(窓から外へまる聞こえ><)。

と、5本目のRooftop KOM Reverseで新たな発見。上記の2人のうち日本人が先ず先行。またかよと思いつつ、Jacquesさんの後ろにピタッと付けて絶対に前に出ないようにしてみたところ、日本人さんが2秒離れたらJacquesさんが追うのをやめた。ははーんそういうことか。次に前述のイタリア人がいきり立って前へ出る。少しJacquesさん追う姿勢を見せるが、私と冷静な他の2人がピタッとJacquesさんの背後で抑え役を続けていると、また2秒でイタリア人をリリースした。なーるほど、つられて誰かが追ったら、Jacquesさんその追ったライダーを追いながらさらに速度を上げて先に出て行ったライダーの前へ出ようとするから、どんどん苦しくなる。

2秒でリリースというのは絶妙な設計だ。それ以上追って行ったら、カテゴリー付きのペーサーの役割を果たせなくなるという訳だ。その2秒を辛抱して後ろで待つのもゲーム感覚として面白いし、それで不満ならばカテゴリーを上げなさい、いつまでも同じところでいきり立ってんじゃねぇよ!っていう設計。

よく分かった。よくできている。

 

加圧ベルト巻いて、同じコースをフリーライドで10分下見。ベルトを外してJacquesさんに入り直して63分。平日夜のお疲れ脚だったが、上述のような観察しながら、あっという間の63分だった。

 

Zwift - Pacer Group Ride: Railways and Rooftops in Makuri Islands with Jacques

63m36s NP184w 177/305w 146/164bpm 82/96rpm TSS65

 

1周10分で4分登りが入るインターヴァル

アフォーな輩が出てこなければ、短調だけどなかなか良い練習になるコースだった。