High on Life

NO BIKE NO LIFE

京都亀岡ハーフマラソン2回目の参戦記

公式記録:1:35:24(NET)
GARMIN:1:35:24 4:30/km 13.4km/h
平均ピッチ185spm 平均ストライド1.21m 平均心拍170bpm 最高心拍191bpm
https://connect.garmin.com/modern/activity/2373159920

体重増加傾向に加え自堕落な飲酒生活がやめられないため、どうも体のキレが悪い。代謝量も落ちている気がするし、そもそもランの練習は全くしていない。にも関わらず昨年より2分34秒短縮できた理由が実際解らない。ひょっとしたら根性だけ向上しているのかもしれない、なんて真剣に考えながら、無双心ラーメンにダイコクバーガー食べて帰ってきました。ゴール後両足が攣って尻餅ついて、その辺にいたおばちゃんに助けられたわけですが、それくらいダメダメな体力だったのを強引に根性で引っ張って走り切ったということでしょうか・・・。



Bブロックスタートゆえに周りのペースに釣られて4分24秒という無謀な入り。心拍数は170台固定で、早くも息が上がって大後悔。しかし、大会毎に計画的にタイムを上げていく本格的ランナーではなく、出るレースが少ない分、毎回馬鹿みたいに全力で走る私は決してペースを落とさない(笑)。落とせよっ!

その後も4分23秒、4分27秒と刻み、昨年唯一5分台だった湯の花温泉への登りも4分54秒でカバー。ここで読者は騙されてはいけません。決して調子が良いわけでも何でもなく、ただ後先も考えず馬鹿みたいに走っているだけです。その後も4分20秒前後で推移し、心拍数レッドゾーン固定のまま崩れるまで押して行く戦法。8キロ辺りで相当辛くなってきたが、気持ちが切れたら終わりと、痛みを感じない振りをする。苦手な折返し2回で足首を痛めながらも、腕振りで強引にペースを戻して進みます。若干のアップダウンを含む13キロ14キロで4分30秒台に落とすも、湯の花温泉の登り返しを4分41秒でカバー。ここで読者はまたまた騙されてはいけません。後半調子が出てきたとかではなく、10キロ過ぎた辺りから体力は尽き掛け、12キロの第2折り返し点過ぎからは意識も朦朧として時に右に左にフラつきながらも、ただ猛烈に前に向かって走っているだけなのです。

そして温泉を超えて苦手のながーい下り。着地に弱い自転車乗りは、ここで真面目にランに取り組んでいる大勢のランナーに、悪夢の”ごぼう抜かれ”を喰らうわけです。きっと、”あのおっさん何であんなブレーキ掛けながら走ってるの?”とか思われてると思うんです。本当に悲しいです。

次は、下りを終え、平坦が登りに感じる地獄のラスト4キロです。箱根の6区の最後の平坦が登りに見えるというのと似ていますね。この4キロで頼りになるのはただただ根性だけです。ペース配分も何もない乱暴な走りなので、力尽きるまでペースを落とさず走るだけです。体はもうどこが痛いとか痒いとか、そういう状況ではありません。何も感じないといえば大袈裟ですが、真面目に体の反応を確かめていたら辛過ぎて走ってなんかいられませんからっ。

流石に19キロから4分30秒台を3つ叩き、腰砕け状態で競技場へ。フラフラで、腕も振れなくなっているし、前傾姿勢をとることだけでやっと前に進んでいる感じ。なのでラストスパートもろくにできずにボロボロでゴール。最悪なのがゴール前5メートルで私を抜いたおっさんの万歳ゴール。オールスポーツコミュニティーのカメラマンを意識したその万歳の、左手が、何と私の顔に思いっ切り被ってしまったという最悪で何とも後味の悪い結末!これは最悪だっ!冗談ではなく最悪な気分でそのおっさんを睨みつけたことは内緒にしておきたい・・・心の狭い私・・・。



結果を見れば5キロ毎のラップが結構揃っていて、よく頑張ったかなぁと思えます。ただ、実際走っている際の体感的には、昨年に比べてかなり辛いものでした。後半はもがくように走っていたのでは?と思います。恥ずかしい。ランの練習をしていないのはもちろん最大の要因ですが、体が重く、足への負担が増えていること、アルコールで内臓が弱っていることが如実に感じられました。そんな状態ですから、練習方法とか、その成果とか、サプリの選び方、摂り方とか、ペース配分とか、そういうことと同義で、”根性”というカテゴリーが存在しているのではないかと真剣に感じた2分34秒の記録短縮でした。



今日はasicsのTARTHERZEAL 5で出場でした。昨年TARTHERZEAL 4だったので、何となく験担ぎでの選択でした。



35位。プログラム上50歳台は614人なので、かなり上位だとは思うけれども、順位はモチベーションの種ではありませんね、ランの場合。



京都マラソンでのサブ3.5が次の目標ですが、どれくらいモチベーションを持って練習ができるか、昨年の冬に比べればあまりモチベーションは高くない現状です。初挑戦への不安感と自分に対する期待感が、昨年の自分をストイックにさせていたようにも思いますし、おきなわもそうでしたが、どうも今年はストイックになれません。歳でしょうか?53歳にもなって、今更”歳でしょうか”もないですけどねぇ。


頑張りたいと自分で素直に思わないと、怪我するし、あんまり無理はしないつもりですが、年相応に量を増やし過ぎず、そこそこに、楽しいと思える範囲でやっていけばいいと思っています。


あぁ、でもサブ3.5は達成したいし、やっぱり頑張らねば!