すぐに便意も来て順調に予定をこなして6時35分津を出発。20分でサーキットに到着。コバさん情報を信じてA3パドックへ入ると結構空いている。ネットフェンスを活用できる一番奥のコーナーに駐車。トイレはAパドック横がすいているのを過去の経験で知っているので慌てない。諸々用意しながら、今度は薄皮チョコパンを一袋順次消化。レース中の補給はメイタンサイクルチャージ5本を腰に入れる。トイレに行ってから思想に行こうとしたらエースK久保さんとウッチーを発見。荷物を車に入れてあげて3人で試走へ。2周して、再度トイレ行って召集場所へ。コバさんが場所取りしてくれていたので9列目くらいに並べた。ラッキー。
1周目かなり無理して前へ詰めて行き、2周目の西ストレートで寺さん、なさんにエースを送り届ける。これで結構脚にきて直後のスプーンでいきなり千切れた><。ピーキングの失敗で膝周りの筋肉疲労が取れなかったし、もともと陸上部時代も脚作るのに時間がかかるタイプで、試走2周くらいじゃキツかった。
そこから適当な集団を見つけては乗り換え乗り換えしながら何とかペースを保つ。1度下がってきたコバさんと並走したり、M本さんと併走したりもしたが、やがてまた孤独に戻り耐え忍ぶ。2時間過ぎ?後ろから寺さん、K久保さん、F岡さんが乗った集団がやってきたので乗車。前をマトリックス2選手がいいペースで引いている。インターバルがかかり難いので走りやすく、孤独で疲れ気味だった自分には天国のような集団だった。エースはよほど余裕があるらしく結構喋りかけてくるが、少しだけ速い集団が抜いていくとすぐに浮気して飛び乗っていくのがMr.マイペース。そしてやがてまた戻ってくる(笑)。いかなきゃいいのに、とは言いませんでしたが、落ち着きのない好々爺で憎めませんな。
そんないい集団でもこちらの貧脚は順調に疲労を重ね、シケインのたびに千切れかけ、追いつきを繰り返すようになっていく。こうなると悪循環の倍速化。次で終わるか?、次で終わるか?と冷や冷やしながらも、とうとう最後まで行けてしまった。最終周回、離れていくエースの背中をF岡さんと2人で見送りながら、脚にきてもう走れまへんな><と言い合いながら流していく。さすがの準エースF岡さんの脚も、献身的な仕事のお陰で相当きているらしい。このままゆっくり行くかな、と思ったが、ヘアピン越した辺りでちょうど乗りたくなるくらいのペースで10人くらいが抜いていくので、やっぱり最後まで出し切ろうと乗っていく。後ろの方にスタイルの良い女性ライダーが乗っていたのもその気にさせた大事な要因(笑)。F岡さんも乗ったのでそのまま2人でスプリントか?と思ったが、第2コーナーで最後の仕事を終えた寺さんにも追いついた。3人でか・・・、負けるな、と思いながらも踏み込んでいく。しかしゴールまで長い!鈴鹿のゴールは実はかなり奥で遠い。早めに腰を上げると続かない。座ったままケイデンスを上げてスプリント開始。もう腰は上げたくても上がらない様子。F岡さんはいなくいなり寺さんと並走が続く。やがて寺さんも影も消えてやれやれ最後だけ面目保ったか・・・、と油断した瞬間、ゴールライン手前で寺さんのちょい差しに遭ってゴール。ゴールラインを超えて脚を止めると、クリート外すこともままならない程脚がパンパンになっていることが解って、よく頑張ったもんだと自分を褒めたくなった。ラスト1時間で1位との差をぐんぐん詰めたK久保さんが感激顔で待っていて、4人で握手して健闘を称えあった。
3時間過ぎてからはあらゆる場所が痛くなったし、高速の下りで目も眩みそうになって危なかったが、EMONDA SLR Discの直進安定性に何度も助けられた。NEW EMONDAのエアロ性能は凄くて、下りの度に前走者に突っ込みそうになるので、なんか勿体無いなぁと思いながら、しょっちゅうブレーキングしていた。
4時間ソロ 22位/172名 4h05m48s 150.77km 36.8km/h NP194w 189/766w 155/181bpm TSS281
2周目で切れたことが、結果的にアヴェレージ走行を可能にしたと勝手に思っておこう。今の調子からするとまずまずのアヴェレージだと思う。
これを見てもわかる、いかに最初が脚と心肺機能にストレスが掛かるか。2周目のシケインがこの日最高のストレスがかかっている。
TSB 29でレースを迎えられたのは、膝周りの筋肉を少しでも回復させようと1週間何もしなかったから。加えて良かったのが数年前に買ったWacoal CW-Xの膝サポーター。あまりに膝がだるいので押し入れから引っ張り出して嵌めたら、歩きやすくなって、階段上がるとサポーターしてる方としてない方で格段の違いを感じて、これは行けるともう1個注文。ギリギリ金曜午後に到着して両足分揃った。これがなかったら、2周試走して諦めてスタートしていなかったかもしれない。前にも同じ状態で45分でリタイヤした経験があるので、嫌な予感があったが、水曜日にサポーターを思い出して付けてみたのが何とも幸運だった。
体重は結局減量開始から8キロ減のまま。目標まであと1キロだったが、最後の1週間はもう落とそうとせず酒も飲んで気持ちを楽にして過ごした。それは良かったかな。
3ヶ月、減量とたった12回の外練で臨んだ3年ぶりのレースは、少しだけ残念で大方オッケーな内容だった。レースで大正池倶楽部ジャージのトレインを組めたのもとても気持ち良かった。反省点はピーキングの失敗と携帯水分量のミス。あれだけ気温が上がると思ってもいなかったけど、実は250mlのソロモンフラスクを荷物に入れ忘れたのだった。最後の30分水分補給無しはかなりこたえた。
夜は石川、三重の自転車仲間と四日市の「壮大家」で盛大に打ち上げ。利見さんの6時間ソロ優勝の勢いもあって、とても楽しい時間を過ごした。遠方にもこういう仲間がいて本当に幸せ。
写真の他にも色々おいしい料理が出てきて、腹一杯回復栄養素を食って、楽しい話しとおいしい日本酒もいただいて大満足。石川、三重にも走りに行って美味しいものを食いに行こう。
なんかもう楽しいながらも全員疲れ果てていて、なさん、寺さんのとこ行って集合写真撮れなかったのが残念。
本当に充実した秋の鈴鹿でした。皆さんありがとうございました。またこれからもよろしくお願い申し上げます!!!